群がる葉の影と
逝き急ぐ樹の声
突き落とされ蝉は今殺められた
真夏の春終わり、蝉は命絶たれ
腐り逝く亡骸運ぶ蝶の羽の中
羽を広げることができた日
蝉は夢見た黒蝶の背中
何度も叫んだ君の名前を
届かぬその手は枯葉のその下
Delete
memory 滲み出す思い出と君
Delete memory 砂に孵せるのなら
Delete memory 生きる蝉の亡骸
Delete my
sweet memory
キキョウの押花、僕の標本と
飾られていた蝉の抜け殻
枯れ葉のその下届かない声と
並んだ足跡二つ消えてく
全てが嘘だと思うことだけが
傷跡隠してくれた 僕の日々
Delete
memory 限られた命でさえ
Delete memory 儚く消える
Delete memory 晴れた空を見上げて
Delete my
sweet memory
Delete memory
Delete memory
Delete memory
Delete my
sweet Primary